この記事では、仮想通貨のお悩みをお持ちの基本一般サラリーマン超初心者さんのために
「仮想通貨_私の利確計画&税金対応!」
について、私自身のリアルな実施内容を公開します。
税金対応については専門家ではないので、私の実施内容を見ていただき専門家が運営しているHPなどを見ていただければと思います。
あっちなみに私は技術士(経営工学)です。
少しでも超初心者さんの参考になれば幸いです。
「投資/資産運用をやりたいけど何からやっていいかわからない!」と思っている人
ガオライガ@模倣投資家&技術士(経営工学)。40代前半。
『”一般サラリーマン超初心者”が投資/資産運用を通じて笑顔でリタイアできますように』をモットーに超初心者である私自身の実践、体験を発信しています。また、年収にこだわらない生き方を追求しています。
それでは本編に入っていきましょう。
*こちらの記事もぜひ参考ください。投資/資産運用にて必須です。
【超初心者さん!これだけは本当覚えてください!】ドルコストを効かせた積立分散投資手法!
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目次
仮想通貨と”超”積立手法
仮想通貨とは
まず詳細を説明する前に、仮想通貨について簡単に触れておきたいと思います。
仮想通貨は、ビットコインで有名ですが、暗号通貨とも呼ばれ、インターネット上でのみ流通する、紙幣や貨幣持たず公的金融機関を媒介しない通貨のこと。取引時間は24時間365日いつでもできます。
一番メジャーな仮想通貨はビットコインですね。皆さんご存知かと思います。
そのビットコインですが、2021年1月時点価格が400万円/枚を超え過去最高値を記録しました。さらに大化けしそうな気配があります。
ちなみに2021年2月は500万円/枚を超えました!!!
下記ビットコインのチャートになります。
仮想通貨を取り扱っている取引会社、販売会社は多数あります。各社取り扱っている仮想通貨の種類が異なります。
たくさんありますのでググってみるとよいと思います。
仮想通貨”超”積立手法について
続いて仮想通貨”超”積立手法について説明いたします。
私は、2018年の仮想通貨ブームが去り下落時期に仮想通貨を始めました。そして、一気に評価損になり、非常に悲惨な状態で大変つらい日々を送っていました。
そんな中、そこから苦節3年かけようやく評価益(評価額がプラス)に転じたのです。
その投資手法というのが、
仮想通貨”超”積立投資
です。
実際の方法としては、
毎日手動で少額全通貨を積み立てる!!
*全通貨・・購入可能な通貨をできるだけ全ての意味
*通貨によっては数日に1回の銘柄もあります。
になります。
やっていることは毎日積立てるという単純なことですが、これを毎日手動で注文して購入するのがかなりの手間になります。
この手間をかけるという大変さを伝えるために”超”積立という言葉を使っています。ちなみにこれは私の造語です。
下記、実際に手動で購入して積立している仮想通貨と投資額になります。
*赤字:2021年1月~更新内容。利確したためその資金を再度積立に回しています。
Zaif及びビットバンク(bitbank)にて14種類の仮想通貨を毎日もしくは2回/週を自分で決めた時間に成行価格(その時の買い価格)でこつこつ100円~500円購入し積立を行っています。
一時はどうなるかと思った仮想通貨ですが、この手法にて評価益に転じました。本当に回復してよかったです。
そしてこちらが評価益に転じた運用実績推移になります。
評価額が投資額を上回っています。評価額がまぶしいですね(自画自賛)。
ですが、ここで思うのが本題である利確(利益確定)と税金対応についてです。
評価益があるとどうしてもまだまだ上がるのではないか、はたまた暴落したらどうしようという気持ちが働きます。
そしてその後、
・爆上げしたときは、あのとき利確しなければもっと利益を得られたのに!
・爆下げしたときは、あのときなんでもっと利確しなかったんだろ!
ってなります。
また、利確したらしたで、
・税金対応ってどうなってたっけ?どうやるんだっけ?
ってなります。
そんな気になる超初心者さんのために私が実際に行っている利確計画と税金対応について詳細説明していきたいと思います。
*一般サラリーマン向けに小遣い月1万円投資シリーズの記事もあります。興味ある方はぜひ覗いてみてください!
仮想通貨_利確計画について
仮想通貨_利確計画について詳細説明いたします。
利確は正義!
まず、超初心者さんに認識していただきたいことがあります。
それは、
利確は正義!
ということです。と投資界隈では言われています(^^;
どんなに評価益があろうともそれはあくまでも評価であって現実ではない。
つまり、評価益は幻です。と投資界隈では言われています(^^;
利確し現金化することで初めて利益として認められるのです。
利確までが投資ってことですね。
よって、「もっと爆上げしたときに利確していればよかった!」とか、たらればを言っていても仕方ないので、利確は正義!と思って現金化した利益は素直に喜ぶようにしましょう。
と私自身にも言い聞かせる。
私の利確計画
続いて私の利確計画について説明いたします。
利確の考え方
私は、”超”積立により評価益に転じた場合、どのように利確をするのがよいのかをずっと考えていました(ほんとうはほとんど考えていませんが(笑))。
先ほども述べたように評価益がある場合はたいてい気持ちが暴れます。私も例外ではなく暴れました。
そこで思ったのは、
利確も”超”積立同様に自分ルールを作って計画的にやればいいんだ!
って。
そうすることで爆上げ、爆下げが起こったとしてもルールに従ったまでだからと割り切ることができ心も安定すると思いました。
そして、調べてみるとこのような考えで利確計画を実行している方がいました。
それはレジェンドあっきんさん(@_akkin_nara)です。
参考記事はこちらになります。
既に具現化されたモデルケースですのでとても参考になりました。
私の利確計画
私の利確計画の詳細について説明します。実際に以下の内容で実行しています。
*2020年1月時点です。状況によっては各数値をフレキシブルに変更する可能性はあります。
文言だけだとわかりにくいかもしれないと思いますので❶~❸を図解チャートにもしてみました。
こちら利確計画の図解チャートになります。
初期投資を仮に100万円とし毎回追加で10万円を投じたときのイメージチャートです。
必ずしもこうはなりませんが、利確タイミングにて評価額の5%を見安に利確するようにしています。こういうタイミングで利確をすることを意識することで価格に一喜一憂することなく精神的に安定して取り組めるのではないかと思っています。
私はこれを意識してTTL数回利確しました。そしてそれをまた仮想通貨”超”積立に回すことをしています。積立金額は利確額に応じて変動させています。
一見複利を利かしているように見えますが(利確した価格より低い価格で積立続ければその効果もあり)、どちらかと言えば暴落に備えた精神安定の意味合いの方が強いです。
また、❹その他の個別通貨の利確においては、RSI70超えたときも1つの利確指標として利用しています。
下記イメージになります。
目安として利確タイミングのときに評価額2.0~2.5%を利確し、さらにその後の評価益15%になったとき同じく利確するようにし、これを繰り返すようにしています。RSI70を下回ったらいったん終了です。
RSI(The Relative Strength Index):相対力指数
一定期間の値動きに対して上昇分の値動きが占める割合を算出し、価格の上昇の強さを数値化したチャート *FXブロードトレード引用
私の設定:14
*ちなみに純粋な利益計算は、純利益=(売却価格-平均取得価格)×売却数量となります。ここでいう利確額は総評価益の中から現金化した金額の位置づけにしています。
以上が、仮想通貨_利確計画になります。参考になりましたでしょうか。
仮想通貨_税金対応について
続いて仮想通貨_税金対応について詳細説明いたします。
納税は義務!
まず、超初心者さんに認識していただきたいことがあります。
それは、
納税は義務!
ということです。
仮想通貨の利益が発生し、条件を満たした場合、税金が発生し、納税(確定申告)が必要となります。
関連する内容を簡単に触れておきたいと思います。
仮想通貨_利益発生条件
仮想通貨の利益発生条件は下記の通りになります。
こちらの内容は結構知らない方が多いのではないでしょうか。十分注意するようにしてください。私は2と3は今時点実施しないようにしています。
よく知らず知らずの内に税金が発生しており、確定申告を忘れ、のちに追徴金発生し、破産するなどの事例を聞いたことがあったりなかったり・・
逆に仮想通貨を保有し評価益が発生している状態ですと利益発生とはなりません。
他にもマイニング、レンディングなども該当しますが、こちらでは割愛いたします。
仮想通貨_納税(確定申告)必要条件
まず納税(確定申告)必要条件は下記の通りになります。
今回対象としている一般サラリーマン(給与所得者)で仮想通貨利益の納税が必要になるのは、年間(1/1~12/31)で20万円を超えた場合、❷副業所得が20万円を超えるに当たるため確定申告が必要になるとのことです。
確定申告は通常2月16日~3月15日になりますが、コロナ影響で期間延長にもなるかと思います。
所得=収入-必要経緯
*所得分が基本税金対象になると理解
仮想通貨_申告区分
仮想通貨は「雑所得として申告する」となっています。
つまり、仮想通貨以外の副業所得も合算して年間20万以上の場合、給与所得といった他所得と合算して、総合所得金額を算出する。
そして累進課税制度「総合課税」が適用されるため、総合所得金額が増えれるほどそれに応じて税率も上がる仕組みになっています。
所得税率一覧表は下記の通りです。
私は、この内容で理解しています(間違っていたらすみません)。
*ちなみに株やFXの利益は「申告分離課税」として扱われる。他の所得金額と合計せず分離して税額を計算でき、累進課税制度が適用されず、一律約20%の税率(所得税15%、住民税5%)になっているため「総合課税」より優遇されている。*引用元:比較BIZまとめ
また、総合課税は該当年の損失を翌年へ繰り越せないなどありますが、これ以上は専門家ではないので多くを語ることはしません。
下記リンク先を参照するとよくわかるでしょう。
納税必要項目
次に仮想通貨の納税必要項目を説明します。
❷給与収入が1か所で、副業の所得が20万円を超える人に該当している場合で、納税対応として確定申告に必要な項目は下記3点になります。
各種書類について説明していきたいと思います。
①年末に会社から配布される源泉徴収票
こちらは勤務先年末調整後に発行されますので、各勤務先から入手してください。この内容を確定申告書に順次記入していくことになります。
②仮想通貨の利益計算
こちらが超初心者皆さんの気になるところではないでしょうか。
ちなみに個別に問い合わせもきていたりする内容です。
利益計算で参考となる書類としては、国税庁推奨の
暗号資産の計算書
があります。
ご存知な方も多いと思いますが、仮想通貨は暗号資産とも言われています。
これを用いると利益計算がやりやすくなると思います。
下記、計算書イメージとなります。
こちらは国税庁の確定申告ページからダウンロードできます。
リンク先↓
暗号資産に関する税務上の取扱い及び計算書について(令和2年12月)|国税庁 (nta.go.jp)
次に仮想通貨利益計算方法と計算書作成方法について簡単に説明します。
●仮想通貨利益計算方法
利益計算方法は下記2通りの方法があります。
ちなみにこの計算方法別に暗号資産の計算書が存在しているので注意してください。
そして、それぞれの利益算出を具体的に計算する方法ですが、これも下記2通りがあります。
基本(1)年間取引報告書をお勧めしますが、仮想通貨取引会社によっては発行対応がないところもありますので、そこはご自身が取引している仮想通貨会社に確認してみてください。
(1)年間取引報告書の発行対応がない場合は、(2)取引履歴から計算する必要があります。
*ちなみにコインチェックは(2)年間報告書の発行対応はしていないです。
下記、(1)年間取引報告書と(2)取引履歴のイメージになります。
③確定申告書に入力・提出
①源泉徴収票と②仮想通貨の利益計算の準備できたら確定申告で必要となる③確定申告書に必要内容を記載します。
下記、確定申告書イメージになります。
仮想通貨は雑所得総合課税に分類されますので、確定申告書Aになります。区分は雑所得(その他)になります。
ちなみにFXなどの利益がある場合は、確定申告書Bになります。(間違っていたらすみません。)
こちらは国税庁HPからe-TAXの画面にてインターネット上で作成可能です。作成したら必要書類を添付して、税務署に提出すれば完了です。ちなみに暗号資産の計算書の提出は不要と国税庁HPには記載されています。
リンク先↓
【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ (nta.go.jp)
【確定申告書等作成コーナー】-仮想通貨の取引に係る収入がある場合 (nta.go.jp)
*私は、毎年事前に確定申告書を作成してから税務署へ提出しています。合わせてふるさと納税、医療費控除も行っています。
私の納税対応
続いて私の納税対応として、2020年の私の運用履歴をもとに②仮想通貨の利益計算を暗号資産の計算書を使って作成し、確定申告書提出までの説明をしてみたいと思います。
また、ここでは仮想通貨取扱会社は、私自身が利用しているビットバンクを例に説明したいと思います。他仮想通貨取引所でも流れは同じになると思います。
私の運用は”超”積立と称して毎日仮想通貨を多種にわたり購入していますので、Ⅱ総平均による計算書を選択します。ちなみに各仮想通貨⇔日本円のみの売買のみ、作成するにあたりエクセルのスキルが少し必要です。
移動平均の計算書はここでは割愛させていただきます。なぜならば私の場合は毎日積立でややこしくて面倒と思ったからです。(笑)
暗号資産の計算書作成
暗号資産の計算書の作成は以下の流れになります。
(1)年間取引報告書からの暗号資産の計算書作成フロー
(2)取引履歴からの暗号資産の計算書作成フロー
以上が暗号資産の計算書の作成となり、確定申告書に記載が必要な収入と経費の算出ができます。これを仮想通貨毎に作成をしておくとよいと思います。おそらく内容は合っているとは思いますが、間違いあれば追って更新したいと思います。
また、私の所感として、超積立を実践している場合で自分自身で作成する際に大事だと思った点を記載しておきます。
それは、
利益有無にかかわらず毎年計算書は作成しておいた方がよい
です。
前年までの繰越数量、金額が必要なため過去に遡っての計算が非常に手間だということを痛感いたしました。一度作成してしまえば翌年はその数値を使えばよいので楽です。
*損失の通貨がある場合も暗号資産の計算書を作成しておくことでトータル利益を減らすことができます。
なお、自分自身で計算するのが面倒な場合は、各種損益計算サービス(有料、無料)があります。
自分にあったサービスを見つけるのもよいかもしれません。
下記、こゆきさん(@yukilog00)から紹介いただいたサービスになります。ぜひご参考までに。
確定申告書を提出
確定申告書の提出ですが、ここでは令和2年版の内容を簡単に記載しておきます。
上記内容をもとに③確定申告書を作成し、期間中に税務署に提出すれば完了です。
*暗号資産の計算書の添付は不要です。
確定申告書の作成は、国税庁HPからe-TAXの画面にてインターネット上で作成可能です。
下記入力内容のイメージになります。
雑所得(その他)-暗号資産を選び、通貨毎で作成した暗号資産の計算書から収入と経費を合算して、記載すればよいかと思います。
また、所得に生ずる場所、支払者(取引会社)の記載が複数ある場合「●●ほか」と入力できるそうです。*スマホでの記入例にて文言が記載。
以上が、確定申告書の記入の仕方になります。
参考リンク先↓
【確定申告書等作成コーナー】-作成コーナートップ (nta.go.jp)
今後、確定申告書に関して追加修正する必要がある際は、すみやかにリライトしていきたいと思います。
下記リンク先を参照するとよくわかるでしょう。もう一度貼っておきます。
仮想通貨を運用or検討している超初心者皆様へのメッセージ
仮想通貨の利確計画及び税金対応についていかがだったでしょうか。
利確計画については、ついつい感情的になっていまうところをきちんと計画立ててやれば確実に利益を積立てられると思います。ぜひ自分なりのルールを作ってみてはいかがでしょうか。
税金対応については、仮想通貨にしろFXにしろ自己運用で投資/資産運用を行う際には必ず必要となってきます。ここは避けては通れないのできちんと押さえておくとよいと思います。
上記内容をしっかり押さえておけば仮想通貨投資は怖くはないと思います。
これからも継続的に情報更新はしていきたいと思います。
利確は正義!
納税は義務!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様の資産運用に幸あれ!!!
*こちらの記事もぜひ参考ください。投資/資産運用にて必須です。
【超初心者さん!これだけは本当覚えてください!】ドルコストを効かせた積立分散投資手法!